2017.02.17
カテゴリ:腸の話
腸の話⑦
大腸という存在
生物が海で生活している間・・・というか「魚」には大腸がありません。
生物が海の生活から、陸にも棲むようになった「両生類」になってくると大腸が備わってきます。
例えば、カエルやイモリなどは昆虫やミミズなどを食べるようになってきて、それらをよく消化するためか、小腸が長くなって、折りたたむような形になってきます。
それに加え、大腸の出現です。これは、生物が陸に上がってきたことで「水分」が不足するようになり、食べたものからより多くの水分を吸収するため・・・という説があります。