筋肉疲労が病気の原因だった(福増一切照著)から引用②

筋肉が第2の心臓と呼ばれる訳(1)

動脈血は心臓がポンプ役になって流れますが、静脈血は骨格筋がポンプ役になって流れるからです。
心臓から送り出された血液は全身の組織や細胞に、酸素や栄養素を送り届けますが、ポンプとしての物理的な効果はここまでです。
その後、二酸化炭素や老廃物を受け取った血液は静脈血となり、今度は心臓へと逆方向に流れます。このとき、骨格筋が自在に収縮することで流れる力が生まれます。

余剰な組織液はリンパ管に入り、リンパ管に入った組織液がリンパ液で、リンパ液は最終的に両側の鎖骨下で静脈に吸収されていきます。

静脈とリンパ管は同じ構造をしています。つまり、一方弁になっていて、ひたすら同じ方向へ向かって流れるのです。



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