体内環境のこと 温度 #2

温度 #1」で話したように「36.5℃」という体温の基で反応が促進されている。
そのときのエネルギーサイクル反応スピードを「100(のエネルギーが出来ている)」とします。

それが風邪をひいたとき、通常より体温が上がって「38.5℃」になると、エネルギー反応は「60」くらいにまで下がってしまいます。
たった「2℃」変化しただけなのに、これだけ落ちてしまいます。
「風邪をひいてしまってかったるい。疲れが出た」というのは、「2℃上がったこと」で起きる現象です。

これが「42℃」にまで上がると、エネルギー反応が「0」になり、即ち「死」に至ります。
よく、気温がちょっと上がっただけで「熱中症」になったと、それで亡くなったと聞くと、なんでだろう? と思います。頭の中は普段から温度が高いので、きっと「42℃」を超える環境になってしまうからでしょう。
だから熱中症への対策としては、頭を何らかの方法で冷やせばいいでしょうね。
<続く>



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