食べ残しで生ゴミ堆肥を作る!④

ここまできたので、「堆肥」と「肥料」の違いについて話します。
「化学肥料」は、そのまんま科学的に作られたチッ素・リン酸・カリという3大要素を混ぜ合わせてあるものです。
ですから、土に混ぜた時点で、そのまま有効になります。また作物の種類によって、3大要素の比率を変えて、その作物をうまく育てられるように配合出来ます。

ただ、これも土への入れ方があるようで、試しに化学肥料を土に混ぜて、そこへダイコンを作ったときのことですが、肥効成分が根に直接当たると、そこからダイコンが枝分かれしちゃう現象が起きたことがあります。(あまり使ったことがなくて、よく解りません)

それで堆肥ですが、何せ大きな固まりですから、それをそのまま毛根が吸収出来る訳がありません。
堆肥を土に混ぜておくと、ミミズがそれらを食べて、消化したものを糞として出します。
そこまで分解されたものを、(あるいは直接)土中にいる微生物が分解処理してくれ、やっと毛根が吸収出来るようになります。

ですから、野菜作りの相当前に混ぜ合わせて土作りをしなければならないし・・・というか作物を作らない時期に土作りをしておく必要があります。
それと、どの作物も農家のようにリッパなものを、均一に作るというのが難しいですね。
添付写真は生ゴミ堆肥で作っていた野菜類です。



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