体内環境のこと 温度 #1

いつも出してきているエネルギーサイクル図でお解りのように、身体の中ではいつも化学反応が行われています。
理科の実験でやったように、反応を促進するために「熱を加える」「ペーハーをどちらかに傾ける」など、特別な環境を作ってやります。
ところが、身体の中では「36.5℃」「pH 7.4」という「普通の環境」で、複雑な反応を素早く実行しているのです。

これらの反応がうまく出来るのは、各々の反応毎に「数千種類」の酵素群が存在して、反応を促進しているからです。
例えば、エネルギーサイクルの中で行われている反応は1/1000~1/5000秒というようなスピードとか・・・図を見ていると解りますが、反応の最後の方は酸素だの、水素だのという「気体」を取り扱っているんだから、そのくらい早くしないとどっかへ飛んでいっちゃう ww

しかし、その反応促進の「温度範囲」が狭いという問題も抱えています。
<続く>



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