電子顕微鏡によって存在が明らかになった病原体としてのウイルス

先週、小学校1年生(焼津市)と2年生(藤枝市)の孫2人のクラスが、両方とも同じ日に学級閉鎖になりました。インフルエンザでクラスの10人以上が休んだためということです。
そこで、インフルエンザウイルスについてしばらく話を進めてみようと思います。

例えば、私達の身体に住みついている「大腸菌」は原始的な細菌になります。
ただ大腸菌でも、内部でエネルギー(ATP)を合成し、自ら生き抜き、さらに次世代を残すために増殖をしています。この大腸菌の大きさをサッカーボールとすると、ウイルスはピンポン球(あるいはそれ以下)くらいになります。

パストゥールが細菌によって病気が起こされていることを発見し、病気の原因が突き止められたと喜ばれましたが、その後不思議な現象に出会います。
「タバコモザイク病」と言ってタバコの葉っぱに黒い斑点が出来る症状で農家が困り果てていて、その対策に乗り出しました。葉っぱをすり潰して顕微鏡で見ても、何の病原菌も見あたりません。当時の「光学顕微鏡」では見つけられないほど小さな「何か」があったのです。

1930年代になって「電子顕微鏡」が開発され、やっと「その謎」が解けました。
「病原体」としての「ウイルス」の存在が明らかになったのです。


先週、小学校1年生(焼津市)と2年生(藤枝市)の孫2人のクラスが、両方とも同じ日に学級閉鎖になりました。インフルエンザでクラスの10人以上が休んだためということです。そこで、インフルエンザウイルスについてしばらく話を進めてみようと思います...

Posted by ヘルシーリンパ on 2016年2月28日


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