抗酸化物質の代表的コンビ「ビタミンE」と「ビタミンC」

これまで「過酸化脂質」による悪影響について書いてきました。
過酸化脂質は、活性酸素じゃあないけど、活性酸素と同じように強力に「電子を奪う（酸化させる）」作用をすることから、活性酸素の仲間として取り扱われています。

ここまで書いてきたように、活性酸素にいいようにやられてしまったら、私達の健康は維持できません。
そこで活性酸素の前に立ちはだかる物質が活躍しています。「酸化に対抗する物質」なので「抗酸化物質」と呼ばれています。

その代表的なコンビが「ビタミンＥ」と「ビタミンＣ」です。「抗酸化作用」とは活性酸素に電子を与えることの出来る「還元作用」ということです。
ビタミンＥは「脂溶性ビタミン」で、ビタミンＣは「水溶性ビタミン」であり、この両者が絶妙な仕事を繰り返しているのです。

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